よくある質問

ナノカーボンについて

Q. ナノカーボンって何?

A.

ナノメートル・・・・10億分の1メートル
カーボン・・・・日本語にすると炭素(C)・炭
小さな小さな炭素です。
カーボン材料は、炭・活性炭やカーボンブラックなど、身近に存在するものですが、ナノカーボンとしては、グラファイト・ナノチューブ・フラーレン等多くの種類があり、構造や性質も違います。先端素材として注目されています。

Q. ナノカーボン分散液って何?

A.

400~700nmの球状のナノカーボンが水に安定均一分散している水溶液です。
水と混ざりにくい性質を持つカーボンを、分散剤を使用せず独自技術で分散させていることが特徴です。

ナノキュールについて

Q. ナノキュールは、ナノカーボンと水だけで錆びないの?

A.

“ナノカーボン分散液”を主成分としておりますが、防錆剤や腐食抑制剤を配合しており、水溶性防錆剤レベルの防錆力を持っております。つまり、ナノキュールはカーボンと水だけではありません。

Q. 初めて知ったけど実績は?

A.

ナノキュールは2010年10月より販売しており、東海地区を中心に多くのユーザー様に長くご愛顧いただいております。

Q. どこから買ったらいいの?

A.

まずはお問い合わせください。ご要望に合った代理店を紹介させていただきます。

使用方法について

Q. 水とナノキュールの混ぜ方は?

A.

水にナノキュールを加えながらよく攪拌してください。

Q. 他社製の水溶性切削油からナノキュールに切り替えるときの注意点は?

A.

機械内を十分に洗浄(フラッシング)してからご使用ください。
※交換作業標準に沿って実施してください。

Q. 日常の管理は何をすれば良いか?

A.

濃度管理は屈折計(糖度計)を使い、濃度管理表に沿って実施してください。水だけ、原液だけではなく、設定した濃度の希釈液を補給してください。日々の濃度、補給量を記録しておくと管理しやすくなります。液の色、臭いなどを確認し、気になることがある場合は、分析サービスをご利用ください。

Q. 保管方法は?

A.

直射日光をさけ、涼しい場所で保管してください。缶(ドラム)の口は確実に閉じ、異物の混入を避けてください。

Q. 機械油が入っても大丈夫?

A.

ナノキュールは油水分離性に優れているので入った機械油は液面に浮上します。オイルスキマー等で早めに除去してください。機械内で長時間攪拌されると、液中に溶け込んでしまい、濃度管理がしづらくなります。油分が混入した場合は高めの濃度で管理してください。※分析サービスをご利用いただけますと混入油分量を測定いたします。

Q. 錆びが発生した

A.

屈折計で濃度が基準値以下になっていないか確認し、適切な濃度になるようにナノキュールを補給してください。

Q. 臭いが発生した。

A.

前述の“日常の管理は何をすれば良いか?”を確認し、濃度管理を徹底してください。屈折計で濃度が基準値以下になっていないか確認し、適切な濃度になるようにナノキュールを補給してください。使用液の採取し、分析サービスをご利用ください。防腐防カビ剤を添加してください。

Q. 機械のパッキンを交換する必要があるか?

A.

一般的なパッキンで構いませんが、全ての油剤に対応できるパッキンはありませんので、適合を確認の上ご使用ください。なお、これまでの水溶性切削油により膨潤したパッキンは交換してください。

Q. 泡が発生した。

A.

屈折計で濃度が基準値以上になっていないか確認し、適切な濃度になるように調整してください。濃度が適正な場合は消泡剤を使用してください。泡の発生箇所を確認し、機械や設備に異常がないかを確認してください。分析サービスをご利用ください。

Q. 廃棄方法

A.

使用済みの廃液は、産業廃棄物として適切に処理してください。