NANOKUHL 切削、研削加工の常識が変わる 切削、研削加工の常識が変わる

「ナノキュール」とは

油に代わる潤滑成分として「ナノカーボン分散液」を使用した水のようにサラサラな性状の黒い水溶性切削研削液です。
※特許取得済み

「ナノカーボン分散液」とは、「潤滑力」「熱伝導力」「脱臭力」などの優れた特性をもつカーボンを、ナノサイズの球体で水中に安定・均一分散させた黒い液体です。

潤滑力・熱伝導力・脱臭力 潤滑力・熱伝導力・脱臭力
「ナノキュール」とは

ナノキュールは、ナノカーボン分散液を用いて、「潤滑性」と「冷却性」2つの性能を両立しています。

切削加工の様子
切削加工の様子
研削加工の様子
研削加工の様子

「ナノキュール」の一般的な水溶性切削油・研削油との違い

一般的な水溶性切削油・研削油は、エマルジョン・ソリュブル・ソリューションの3つのタイプ分類され、潤滑性・冷却性の能力や、加工内容に合わせて選定されています。

一般的な水溶性切削油・研削油3タイプ 一般的な水溶性切削油・研削油3タイプ

主な潤滑成分は、油分や界面活性剤です。

油分が切削工具とワークの間に入り込み、金属表面に油膜を形成してツルツルと滑ることで摩擦や摩耗を減らす働きをします。

しかし、これらは、悪臭・手あれ・ベタつき・オイルミストなど、製造現場の困りごとをもたらす原因になっています。

「油」による潤滑のメカニズム
「油」による潤滑のメカニズム

ナノキュールの主な潤滑成分はナノカーボンです。

高い潤滑力を持つ球体のナノカーボンが切削工具とワークの間に入り込み、コロコロと転がることで、摩擦や摩耗を減らす働きをします。研削加工においては、ナノカーボンが砥石とワークの間に入り込み、砥石の目づまりを抑制する働きをします。

「ナノカーボン」による潤滑のメカニズム
「ナノカーボン」による潤滑のメカニズム

ナノキュールは、油分・界面活性剤を使用しないため、サラサラと水のような性状です。

悪臭がない、手肌に優しい、ベタつかない、オイルミストがない、加工後の洗浄が容易など、働く環境の改善や、生産性向上に貢献できます。

※油分・界面活性剤を最小限に含んだナノカーボンと油脂のハイブリッド商品もご用意しています。

「ナノカーボン」で常識が変わる

先端素材として注目されるナノカーボンの持つ優れた特性に着目し、研究開発を進めてきた株式会社シオン。
水と混ざらない性質のカーボンをナノサイズの球体で水中に安定・均一分散させた「ナノカーボン分散液」を名古屋工業大学大学院と共同研究。

ナノキュールは、「ナノカーボン分散液」を油に代わる潤滑成分として使用した全く新しい発想の水溶性切削・研削液です。

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1.悪臭に困っている
  • 炭の脱臭力
  • 炭の脱臭力

製造現場の悪臭の主な原因は、液中に繁殖した菌によるものです。ナノキュールは、ナノカーボンがもつ「炭の脱臭力」で悪臭を軽減。液の長寿命化にも貢献します。

2.手あれ・肌あれに困っている
  • 潤滑成分にナノカーボンを採用
  • 潤滑成分にナノカーボンを採用

潤滑成分にナノカーボンを採用したナノキュールは、手あれ・肌あれの主な原因となる油分・界面活性剤を使用していないため、安心してお使いいただけます。

3.ベタベタ汚れに困っている
  • 油分・界面活性剤を含まない
  • 油分・界面活性剤を含まない

油分・界面活性剤を含まないため、ワーク・床・機械まわりのベタつきや汚れによる作業環境の悪化を解消。加工後の洗浄も容易で、洗浄工程を短縮できます。

4.生産性を向上させたい
  • 工具の摩耗や砥石の目詰まりを軽減
  • 工具の摩耗や砥石の目詰まりを軽減
  • 工具の摩耗や砥石の目詰まりを軽減

ナノカーボンのもつ高い潤滑力により、工具の摩耗や砥石の目詰まりを軽減。さらに、優れた熱伝導力で冷却性を高め、精度・加工速度の向上に貢献します。

5.錆びに困っている
  • 防錆成分・腐食抑制成分を配合
  • 防錆成分・腐食抑制成分を配合

厳選した防錆成分・腐食抑制成分を配合するナノキュール。鉄系金属の錆びや、アルミ・銅など非鉄金属の変色抑制にも優れています。

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