水溶性潤滑添加剤

ナノキュール SSA-4R 改

使用中の切削油に添加するだけで、切削性を向上!

潤滑性や耐腐敗性、防錆性を向上させるには、水溶性切削油の濃度を上げることが一般的ですが、濃度を上げると油分・界面活性剤の濃度も上がってしまいます。これにより、ベタつき・オイルミストによる作業環境の悪化、加工後の洗浄時間の増加、皮膚刺激性が増すなど二次性能のダウンにもつながります。水溶性潤滑添加剤「ナノキュール SSA-4R 改」を添加することにより、二次性能を落とさずに潤滑性や耐腐敗性、防錆性を向上させることができます。

一般的に水溶性切削油を濃くした場合

メリット

  • 加工性の向上
  • 防錆性の向上
  • 腐敗しにくくなる

デメリット

  • 切削油代がかさむ
  • エマルジョン原液は、「油性」なみの油分量。「水溶性」は、水に溶ける性質という意味の為、油分量が多くなり、環境に悪影響。
  • 工具の寿命は変わらない
  • 加工後の洗浄性、ベタベタ(ヌルヌル)による作業のしづらさ。
  • 手あれ・肌あれ
  • 機械内・工場内のベタつき

ナノキュール SSA-4R 改を添加すると…

切削油を濃くした時のメリットだけを強化します!
+悪臭をカーボンの消臭機能で軽減

このような加工に向いています

  • 油剤が変更できない。
  • 更液時期が決まっており、それまで持たせたい。
  • タンク容量が大き過ぎて入れ替え、
    トライできない。
  • 電線の伸線加工で、
    ダイヤモンドダイスの寿命延長。

■ 製品概要

タイプ 添加剤 密 度 1.02 pH 9.2±0.2(原液)
外 観 黒色液体 引火点 なし(非危険物) 使用濃度 1~5%添加

■ 購入単位

  • 4kg
  • 18kg

■ 使用方法

現用の水溶性切削油へ、タンク容量に対し1~5%添加します。

■ 廃液の処理方法

産業廃棄物として適切に処理してください。